コンセプト
自分史づくりのお手伝い

 

2011年3月 私たちはかつてない災害にみまわれました。
あの揺れの瞬間、頭をよぎったのはどんなことでしたか。
揺れが収まってまっさきに電話をかけた相手は誰でしたか。
家にたどり着くまでのあいだ、どんなことを考えていましたか。
余震が続く中、だれをなにを守ろうとおもっていましたか。
あのときから 日本中で助け合い支え合いがうまれました。
それまで挨拶さえも交わしたことがなかった人たちが協力し合い
できることをできる人からはじめていったのです。

 

あれから3ヶ月。
私たちは多くのものを失いました。
けれど 失いかけていた多くのものを思い出しました。
それは 家族のつながり 生きるということの意味 じぶんにとって本当に大切なものとは 

地域の絆 助け合いの気持ち・・・。


全国各地域でも、高齢の方々、退職後の方々の個人やグループを中心とした社会貢献活動、地域内でのかかわりを作る動きが活発になってきています。

 

物のあふれる社会から 想いのあふれる社会へ この震災で 日本全体が確実にかわりました。

そこで、こうした各地域に湧き上がりつつある活動のエネルギーを一堂に集め、広く紹介し、刺激しあえる場として、そして具体的に復興支援、今後の防災の基盤としての地域コミュニケーションを強くするために刺激しあう場として「できることコレクション2011」を11月に開催いたします。

 

また、コレクション開催に合わせてじぶん記念館を開館いたします。
じぶん記念館では、退職後の世代の方の自分史の作成、現在されている活動の発表の場の提供、文化作品やいまの自分を記念に残す写真撮影、これからの残りの人生のフレーム作りのお手伝いなど、自分の棚卸しの場やコンテンツを提供してまいります。


同時に、地域内でのかかわりを作るきっかけとなれるようなさまざまなしかけを提供し、異世代での交流や地域を越えた広いネットワーク作りのサポートも行ってまいります。
じぶん記念館は、江東区清澄に第一号館を開館し、以降は全国各地域に開館し、地域内での新しい自分発見の場、かかわりを作る場として機能していく予定です。

 

このたび、じぶん記念館開館に先立ちまして、WEB上にじぶん記念館サイトを開設いたしました。
WEB版じぶん記念館では、趣旨に賛同いただきました著名人の方をはじめ、人生を謳歌している方々、またご自分の人生を生ききった方々などの自分史を、インタビューや文化作品などでご紹介していきます。

また、HPでは、掲載させていただける方の募集も行っております。


ご自分の歴史や文化の掲載をご希望の方は じぶん記念館事務局までお問い合わせください。